みなさんの〝声〟

みなさんの声で
元ちゃんハウスは
育てられます。。

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がんで大切なかたを亡くされた方
Fさん
60代女性

インタビューFさん

がんで夫を亡くしました。もっと主人にしてあげれば良かったと自分を責めてしまいます。

なぜ元ちゃんハウスに来たのですか?
遺族の行くところが無いと思っていましたが、元ちゃんハウスは理事長さんも遺族になられたとお聞きして行ってもいいかと電話したら、「ここはがんに関わる全ての人が来て良い所ですよ、もちろん遺族の方も来てください」と言ってもらえたので来ました。
どんなお気持ちなのですか?
家族はいい加減もう、元気になれというけれど、いつまでたっても主人がいないということ自体がつらく寂しいです。亡くなって3年がたつけれどいまだに涙が出ます。食べれないといっていた主人に食べるように言い過ぎたのではないかとか、もっとやさしくすればよかったとか、そもそも、もっと早く病院へ行くように言うべきだったとか、沢山の後悔があります。
実際に訪れてみてどうでしたか?
癒される空間で、愚痴のような話を聞いてくれて寄り添そってくれました。泣いてしまったのですが、「泣いてもいいんですよ」と言ってもらいました。
具体的なヒントやアドバイスがありましたか?
悲しむのは当然のことで、後悔があるのは主人を大切に思っているからこその気持で、大切な人を亡くした後、元気になるのには人それぞれの時間が必要で人と比べなくても良いと言ってもらいました。
気持ちに変化はありましたか?
はい、寂しいという事実は変わりませんが、無理に忘れようとせず、主人のいないことに慣れて行くしかないのかなと思うようになりました。
また、利用したいとおもいましたか?
はい、きっとまた、無性に悲しくなることがあると思います。その時はまた話を聞いてもらいたいと思います。