Student Doctor認定証授与式で「元ちゃんハウスからのエール」をおくらせていただきました。
今日は金沢大学医薬保健学域医学類の4年生の学生さんのStudent Doctor認証証授与式で「元ちゃんハウスからのエール」というテーマでお話させていただきました。NHKの朝の連続テレビ小説の題名からとった「エール」です。偶然ですがドラマは今日が最終回でした。学生さんは合格されて認定証を授与されて、来月からいよいよ病院での実習に出られるそうです。このコロナ禍での勉強、実習は大変な事と思います心よりエールを送りたいです。会場は金沢大学の宝町キャンパスの十全講堂でした。この場所で私が壇上にあがって話すなんて・・・。北信がんプロや講演会で主人が壇上で話すのを聞きました。生前、主人がお世話になった、医学類長の先生、医薬保健学域長の先生、附属病院病院長、看護部長の皆様もいらっしゃる中で130名を超える学生さんの前に出る事は緊張するのはもちろんですが何となく複雑な気持ちでした。主人に変わって、主人の声、患者さんの声を届けさせていただきましたが嬉しくもあり、哀しくもあり・・・。主人は病気になってすぐにすべてを開示して伝えたいと治療しながら講演していました。だから、今は私が代わって伝えて行きます。元ちゃんハウスのピアサポーターの精神科の先生からの、患者の本心を聴いてください!想像力を働かせて寄り添ってください!というメッセージも伝えました。患者さんは先生の温かい一言で頑張れます。今日、お会いした若いキラキラした学生さん達は、必ず素晴らしいお医者様になってくださると確信しました。