今年度も金沢大学の看護4年生のヘルスプロモーション実習がありました。
今年は対面で!と思っていましたが、今年の実習もオンラインでの開催となりました。82名の学生さんに、私からは元ちゃんハウスの活動や、コロナ禍の今の実情を反し、元ちゃんハウスの利用者さんには闘病中の患者さんの声を話して頂きました。この方には、母として娘としての想いや、復職の話、医療者へのメッセージなどとても素晴らしいお話を、今年で3年続けて話して頂いていますが、今年は更にバージョンアップしていました。闘病中の事がより切実なところまで盛り込まれ、学生さんへ伝えたい、教えたい!という思いのこもったお話でした。ここまで話すのにはここまでの時間が必要だったのだと思ますし、過去2年間の学生さん達の感想や反応で、話してもいい、話してあげたい!と思ったのだと思いました。また、この方はまだ病気になっていない時に前理事長の話を聞き、退院後元ちゃんハウスに来てくれて、今は理事長に代わって患者としての想いを伝えてくれています。繋がっていると実感します。感謝です!学生さん達も事前に元ちゃんハウスに加えて、マギーズセンターのこと、がんがわかった時、患者・家族はどう変わり何が必要か・・・地域活動の実際について学び発表してくれました。学生さん達の今後が頼もしいですし、こちらにとってもまなびの多い時間でした。実習の後は月見団子やミカン大福でまったり。