今日は金沢大学看護学専攻４年生のヘルスプロモーション実習の日でした。

元ちゃんハウスは金沢大学の看護学専攻４年生のヘルスプロモーション実習の場にもなっています。今年は新型コロナウイルス感染予防のためオンラインシステムwebexで89名の学生さんへのお話しでした。元ちゃんハウスの温かい空間を体感して頂けないのは残念ですが、前もって先生が元ちゃんハウスの様子をビデオ撮りされて学生さんはそれを見て下さっています。私からは主人がどういう想いで元ちゃんハウスを作ったか、そして私達がどう続けているか、主人からのメッセージを伝えました。そして、10年以上も前から主人と繋がって、主人の思いを一番理解してくれている副理事長の綿谷先生は、私の知らない当初の主人のこと、そして私達が大切にする地域との繋がりの話、そしていつも私をカバーしてくれる米森さんからはピアサポーターとしての話をしてもらいました。患者さんと接することが難しいコロナ禍の中、患者さんの生のお声をお聞きいただきたいと思い、退院したら元ちゃんハウスに行こう！と思って闘病したと言ってくださるMさんにお話してもらいました。このお話がとても素晴らしく患者としてはもちろん、母として、娘としての思い、医療者への感謝の気持ち、職場復帰の話など、学生さんはもちろん、私達スタッフも大きなまなびの時間でした。色々発信し、繋がれる元ちゃんハウスとして力をもらいました。今日の話がこれから、医療者として働く時に、少しでもお役に立てればうれしいです。