今日はおしゃべり会でした。
いつも参加してくれて、なにかお手伝いを!と言ってくださる患者さんの自己紹介で「お父さんに元ちゃんハウスの事を言ったら行ったことがあるよ!」との事で、以前、親せきの方と一緒に来てくれたそうです。その親せきと言うTさんは、なんと元ちゃんハウスが出来る前から来てくれていて、自分の病気とむきあい、どう生きたいかなどしっかりご自分の考えを持っていた方で、私達にとっても忘れられない患者さんでした。こんな場所があって良かったと言ってくれて、一緒に活動したいとピアサポート研修に参加してくれたし、患者さんのしたいことを一緒にかなえてあげたい!と思わせてくれた方で一緒にステージで歌ったり、星を見に行ったりしました。その方とに出会いが今の元ちゃんハウスの活動につながっています。5周年を迎える今、あたらめてその方からのメッセージを受け取ったように思いました。感激と驚きで泣けちゃいました。初心忘るべからず!コロナ禍だのオンラインだのなんだか落ち着かないけれど、あの時のように一人一人の患者さんに真摯に向かわせていただこうと改めて思いました。他の患者さんからは「縄文時代遺跡からは武器が出てこない、争いが無かった・・・。私も穏やかに生きたい」と話してくれました。私も毎日バタバタ忙しく過ごしてるけれど心穏やかにいたいと思いました。。そして今日は金大附属病院から緩和ケアにくわしい看護師さんの参加があったのでACPについての質問があり、みんなで考えました。いつか来るかもしれないその時はいたいのはいや!苦しいのはいや!と家族には伝えるけれど主治医にはいつどのように伝えればいい?日頃からの会話で何を大切にしたいか話せるといいね。看護師さんが話してくれた緩和ケアを志した理由は「緩和ケアは決して最期の辛い時だけではなく、患者さんにずっと一緒に寄り添える素敵な看護だから」と話してくれてとても嬉しくなりました。今日のおしゃべり会も学びの多い、胸が温かくなる時間でした。