今日は新年度初回のまなびの教室でした。
今日は当会の副理事長、歯科医の綿谷によるまなびの教室でした。テーマは「コロナと口腔ケア&歯科相談」でハイブリッド開催でした。オンラインの参加者は一人、元ちゃんハウスへは担当の当会のがんに詳しい看護師さん達や、患者さん達約10名が集まり、久しぶりの賑やかな日でした。
口腔の防御作用の仕組みや、口腔の衛生不良・歯周病による感染症の話、また、口腔ケアが新型コロナウイルス感染予防につながると説明がありました。がん治療による副作用も紹介してもらい、正しい口腔ケア方法(歯・歯肉・舌・義歯を対象にブラッシング、唾液腺マッサージで唾液分泌促進)の指導もありました。高齢者の集まりで口臭の問題が起こるので、口のケア方法を知りたいとの質問があり、それに対しては「食事や歯みがきをしていないと舌苔がつく。舌苔除去をするとよく、舌苔ブラシ(毛のついたタイプ)を用いてケアをするとよい。」との答えがありました。また、放射線治療をして5~6年経過したが、マスク生活で唾液が出にくい、口内炎になる。口腔内のケアを知りたい。との患者さんからの声に対して、唾液腺のマッサージ等の刺激や、保湿と洗口液を使用するとよい、とのアドバイスもありました。4月からは開館時間が16時までになったこともあり、元ちゃんハウスへ来て頂いた方々と、レクチャー後も各々好きな場所で対話がはずみました。みなさん、笑顔で過ごされていたことも印象的でした。やはり、顔を合わせるという事が大事だなあと思います。看護師さんは子供さんを連れての参加でした。お子さんの笑顔でmまた、皆が笑顔になりました。