いよいよ7日にもくれんの会を開催します。
がんを患っても治る方や、サバイバーの方は多いですが、残念ながら亡くなる方もいます。そして遺族の立場になる方がいます。私もそうです。亡くなる方は残して逝く家族に心を遺していきます。その時、少しでも「残していく家族が悲しくなったら元ちゃんハウスがあるから大丈夫。」と思ってもらえたらいいなと思います。前理事長の主人がそう思って作ったのですから。是非、遺族が集える会を開きたいと思っていました。もくれんの会と名付けたのはアーティストの山本基さんが元ちゃんハウスで、乳癌で亡くなった奥様を忘れないと、想い出のもくれんの花をモチーフに塩の作品展を開いたことから決めました。
そしていよいよ今度の土曜日に金城隆展先生をお招きして発会します。先生の話をお聞きしたのは6月2日でした。 優しいお人柄の先生で、流暢で素晴らしいお話でした。グリーフの話で、やはり胸があつくなり涙が出ました。しかし、哀しくなかったのです。私達は自分が死んだ後も、残された愛する人たちの側で彼らを慰め、励まし、前へすすめるようにそっと背中を押す事ができる! 遺族は故人との新たな「続いていく関係」を築いている!など、沢山の気づきをもらい、主人は発病時から私へのグリーフケアをしてくれていたんだ!と主人の愛を感じたのです。チラシにもその言葉を書きました。どうぞ先生のお話をアットホームな元ちゃんハウスの癒しの空間でお聞きください。今回は沢山の方に聞いていただきたいので、遺族ではない方もお越しください。