きょうはおしゃべり会でした。
今日のおしゃべり会は、金沢大学附属病院から緩和ケアに詳しい看護師さんがお二人、医学部生、患者さんの参加がありました。年度末なので、今日参加のお二人の看護師さんが退職や移動で今日が最後との事でした。寂しさはありますが、新しい場での更なるご活躍を祈りつつ、今後も是非元ちゃんハウスと繋がって頂きたいと願います。医学部の学生さん達は、学校の授業では患者さんとのコミュニケーションがなかなか学べないからと参加してくれています。今後、絶対に患者さんの事を想ってくれる素敵な医師になられることだと思います! 今日の話題は、「がんの病状の進んだ方が今後どうすればいいのか?家族としてどう接すればいいのか?」という事でした。具体的には、介護保険サービスを利用できるように、要介護認定を受けることが大切ですが、そのほかに、本人はどうしたいと思っているかを知ること。そもそも、本人は厳しいという状況をどこまで知ってる?それを伝えるのは誰?真実を伝える事はいいことなの?と次々疑問が出てきました。その方、そのご家族により、様々です。参加者の体験談から、真実を告げなかったが、それでよかったのか?と後悔する方や、あれで良かったと思う方。今だから色々思うので、あの時は精一杯の選択で、どれも正解だと思います。でも、みんな自分の事になると、真実を知りたいといいます。それが答えでしょうか。難しい内容ですが、こんなふうに色々な立場の人たちで話してみるという事が大切なんだと思います。それがACPに繋がるんだと思います。