今日はまなびの教室でした。
きょうのまなびの教室は当会のメンバーであるKKR北陸病院のがん看護専門看護師の山瀬勝巳さんに「病との向き合い方について」~一緒に考えてみませんか~というテーマでお話して頂きました。オンラインと元ちゃんハウスでの参加で、今までで一番多くの方の参加がありました。やはり、皆さん、気になるテーマであったように思います。山瀬さんは小澤竹俊先生の本から引用されたり、学んでいらっしゃるヴィクトール・フランクルの話を、そして主人の話を交えて話してくださいました。自分の辛い気持ちや悩みがあれば、家族でも、医療者でも、友達でも誰かに話せて誰かがわかってくれればいいです。でも、患者さんは相手の事を思うあまりに話せなかったり、主人も言っていましたが、話してもわからない・・・など、またいろいろ悩みます・・。参加してくれた患者さんもご自分の体験やお気持ちや、がん保険の話など、話してくださいました。改めて、元ちゃんハウスは患者さんが話したいと思ってもらえるような生活の中の場を作っていきたいと思いました。参加して下さった方からも、「これからも癌患者経験者がそれぞれの思いや意見を述べて情報交換もできる共助の会であればと思います。」とうれしい言葉を頂きました。講師の山瀬さん、ご参加頂きました皆様、有難うございました。理事長個人として、こんなふうにご自分の事を話してくださる患者さんがいるという事が元ちゃんハウスの活動の力、宝物だと有難くうれしい時間でした。