今日は前理事長の命日です。
進行胃癌が見つかり突然命に限りのあるがん患者になった前理事長の主人、西村元一は、残された時間を”伝えることと元ちゃんハウスを作ること”に使いました。そして亡くなる4日前まで仲間と集い、私と元ちゃんハウスを皆に託して逝きました。今日でちょうど丸5年が経ちます。生き急いだ感のある主人ですが、無念で沢山の後悔もあったと思いますが、闘病中の2年2カ月は見事に生き切った感があります。本人はいなくなりましたが元ちゃんハウスで私達が活動する限り、みんなの中に主人は生きる事が出来ると思います。今日、「元一先生を偲んで」とのメッセージが添えられたお花が届きました。元ちゃんハウスの場を無償で提供して下さっている越屋メディカルケアの宮崎さんからでした。宮崎さんご家族のご協力が無ければ今の元ちゃんハウスは無かったですし、主人もあのようには逝くことが出来なかったと思います。私の人生も変わっていたはずです。宮崎さんのお心づかいに感激しています。本当にありがとうございます。感謝の気持ちを忘れずに活動していきます。また、遠方の方は「まだ、いなくなったことが信じられない」と言ってお花を送って下さり、また、ご自分もご主人を亡くされて悲しいのに「5年経ったのだから、明るいお花にしました」とビタミンカラーのお花をお持ち頂いたりしました。「お父さん、幸せだね!有難いね」と写真につぶやきました。